【明治新聞雑誌文庫】2016/09/07
- 2016年8月3日(水)~2016年8月4日(木)-明治・大正期資料と日本の選挙― オープンキャンパス2016展示報告
- 東京大学オープンキャンパス2016
- -明治・大正期資料と日本の選挙―法学政治学研究科附属近代日本法政史料センター 明治新聞雑誌文庫 OPEN CAMPUS 2016
- 開催日:2016年8月3日(水)~2016年8月4日(木)
- 開催場所: 明治新聞雑誌文庫 館内
- 今年度のオープンキャンパスは、日本における選挙黎明期、そして普通選挙へ向かう社会の動きを明治大正期資料から注目しました。
- 平成27年、選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法が成立、選挙年齢の引き下げは、昭和20年から70年ぶりになります。
- 明治初期から議会開院へ、そして民本主義に基づく大正デモクラシーから普通選挙へという社会の激流の中で、多くの新聞、雑誌が様々な運動、主張の主要な発表媒体となりました。
- また、今回は当館初代主任、宮武外骨が2度の選挙出馬を行った際に発行した選挙活動資料群も展示しました。
- ⇒前回2015オープンキャンパス展示風景はこちら
- 開院当時祝賀のため作られた歌を展示に合わせて再現した音源や、デジタル画像による展示動画も再生された会場で、復刻資料なども手に取った高校生、来館者の皆さまからは多彩な質問や、教科書などに掲載された資料の実物を見たことによる「『青鞜』が見られて感動しました!!」「候補者の短所も書くところが面白い!」といった実感のこもった感想をいただきました。
- 学内工事の移動が難しい構内の中、多くの高校生や、明治期資料の研究者の方など昨年の倍近くとなる90名以上の参加をいただきました。