【明治新聞雑誌文庫】2018/08/08
- 2018年8月1日(水)~2018年8月2日(木)「明治と共に生まれた青年たち― 外骨、漱石、子規、時代を駆ける!」 オープンキャンパス 2018/一般公開 展示報告
- 東京大学オープンキャンパス2018とともに
- 明治新聞雑誌文庫 オープンキャンパス/一般展示2018「明治と共に生まれた青年たち― 外骨、漱石、子規、時代を駆ける!」を開催いたしました。
- 開催日:2018年8月1日(水)~2018年8月2日(木)
- 開催場所: 明治新聞雑誌文庫 教官閲覧室
- 明治元年から満150年の本年は明治の年号と年齢が一致する慶応3年生まれの「青年」たち―宮武外骨、夏目漱石、正岡子規に視点を向け、当文庫コレクションから資料を選びました。
- 同年生まれの彼らは時代は違いますがいずれも当学に在籍しています。明治期を駆け抜けた3人が残した資料や、当時発行された錦絵や号外から熱く伝わる当時の記憶と共に明治期45年間という時代を振り返り、改元を来年に控えた本年だからこそ大正改元が身近に感じられるよう展示を工夫いたしました。
- 当文庫初代主任宮武外骨の肉筆資料『予と同年生の人々』、西南戦争時の火星大接近での噂を描いた錦絵新聞『最期星』、子規最初の活字化掲載紙『愛比賣新報』、漱石初の長編小説「吾輩は猫である」第1回掲載『ホトトギス』など、3人の残した資料達と、明治期の日本に起きた様々な出来事に関係した資料を展示いたしました。配布資料には事項と視点を向けた3人の青春の年譜を掲載し好評を得ました。長時間じっくり資料をご覧になられた方も多く、積極的な質問や熱の入った感想を数多くいただきました。
- 30℃以上を超えた猛暑のなか公開両日で昨年を超える約200名の方にご来館いただきました。
- また、今回の展示では総合図書館様、東京大学出版会様、本学名誉教授三谷太一郎先生ほか多くの方からご協力、ご教示をいただきました。深く御礼申し上げます。
- ⇒前回2017オープンキャンパス展示風景はこちら