【明治新聞雑誌文庫】2018/10/11
- 【おしらせ】宮武外骨蒐集資料(パンフレット資料)デジタル画像オンライン公開開始
- 明治新聞雑誌文庫で所蔵する宮武外骨蒐集資料(パンフレット資料)を学術資産アーカイブ化推進室の協力によって国際的な規格IIIF (International Image Interoperability Framework)でオンライン公開することになりました。
- 明治・大正・昭和の時代の言論界で健筆をふるった宮武外骨が蒐集、執筆した貴重な資料群となります。
- 近代史、文化史、ジャーナリズム研究など幅広い分野のご研究にご活用いただけると思われます。ぜひご活用ください。
URL
- 東京大学大学院法学政治学研究科附属近代日本法政史料センター明治新聞雑誌文庫所蔵
宮武外骨蒐集資料(学術資産アーカイブ化推進室が運営する画像公開システム)
- 外骨書函パンフレット類
- 明治新聞雑誌文庫初代主任宮武外骨の手稿、蒐集したパンフレット類を中心として整理された資料群。主任就任後に宮武外骨が行った新聞・雑誌の蒐集旅行の記録や、獄中日記、原稿の下書きなど手稿類に加え、パンフレット類、絵葉書、膨大な数の切り抜きなどのほか、文鎮など立体物も含まれている。
- 宮武外骨(1867−1955)とは
- 明治、大正、昭和の時代を生き抜き、数多くの出版物を残した人物である。
時勢に対して時には獄中に繋がれることも辞さない諧謔をもって描き出す筆致や、巧みかつ大胆な画像構成など外骨の発行物は強いインパクトを残しており、現在でも数多くの復刻版や関連資料が刊行されている。数十タイトルに及ぶ個性的な新聞、雑誌を発行しており、特に大阪で明治34(1901)年に創刊した『滑稽新聞』は鮮やかな表紙絵と愛嬌に富んだ内容、日本初の駅での雑誌呼び売りなど斬新な販売方法で8万部以上を発行したといわれる。
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